こんにちは!staff下田です。
今日は今更って感じですがSynthesizer Vの使ってみた感想を書こうと思います。
Synthesizer V Studio Proは、Dreamtonicsの開発で強力な音声処理エンジンと直感的で柔軟なユーザーインターフェースを併せ持つ歌声合成ソフトウェアです。
かなり使っているユーザーも多いかと思いますが
今までボーカロイドを通ってこなかった自分からしたらかなり時代をすっ飛ばした技術だなと(笑)
SYNTHESIZER V Studio は「SYNTHESIZER V Studio Pro」と「SYNTHESIZER V Studio Basic」と2種類のソフトに分かれます。
「Basic」の方はライト版で無料で使えますが色々機能に制限があります。
今回はSYNTHESIZER V Studio Proでのレビューになります。
必要なものはこのSYNTHESIZER V Studio Proのソフトウェアと歌声データベースです。
歌声データベースはいろんな種類があり日本語、英語、中国語など対応した種類も豊富です
サイトでサンプルの歌声を聴けるので好みの声を選べます
こちらの音声データベースも無料のライト版もあり、ソフトウェアに付属していたりするので有料版がなくても製作は可能です。
でもやっぱりライト版は機械的な歌い方になってしまって細かい調整が効かないのがなーという感想
有料版ではかなり細かいニュアンスの調整が可能です。通常の歌に加えて音階を持たない歌い方も可能です。
ソフトウェアと音声データベースのインストールはかなり簡単であっという間にすぐ使えます。
単独でソフトウェアを立ち上げても使えるし、DAWでプラグインとして立ち上げることも可能です。
断然DAW上で使う方がリンクして使えるので便利です。
操作自体はDTMをしている人だったらそう難しくない感じでした。
ピッチ編集の時の画面に似てますね。
ただ普段使っているDAWとの若干の操作の違いで最初は慣れなくてよくミスしてました💦
後作りこんでいくと重くなっていきますね。
まず音声の作り方ですが
・直接SYNTHESIZER V Studio Pro上でメロを打ち込む
・DAW上で打ち込んだMIDIのメロディーを読み込ませる
・実際の歌声の音声データを解析して歌詞、ピッチ、表現などを読み込ませる
などの方法があります
特に3つ目はすげー!ってなりました(笑)元データの歌い方を真似て声だけ変わる感じ。
しかもほんの10秒足らずで解析と読み込みしちゃうんだから…。
もちろん変な箇所(歌詞の解析ミス)も出てくるのでその部分を修正しつつ、ここは表現を変えたいなってところを微調整していくって感じです。
例えば歌詞の「を」→「うぉ」に変えたり!
MIDIデータを読み込ませるだけでもデフォルトの歌い方で不通に歌ってくれます。
その場合は歌詞が入ってないのでららら~って感じになります。
後は音階に歌詞をつけていけば大丈夫です。
一気にまとめて歌詞を打ち込んで一個一個の音階に当てはめてくれる機能もあるので覚えると便利です。
ブレスを入れたり細かい調整ができるのでかなりリアルに作りこむことも可能です。
当たり前ですが歌声データベースによって歌い方の癖があったりするので得意不得意なジャンルもあるなーと思いました。何種類か持ってるとジャンルによって色々選択できていいかなー。
まだまだ便利な機能はいっぱいありますが紹介しきれないので今回はここで!
いやーAIの進化ってすごいですね!!!
全然難しくなかったので気になる方は是非!