オーストラリアからこんばんは、RANです🐨
最近のオーストラリアはと言いますと
4月25日が、アンザックデーと言う祝日でした
アンザック・デーとは、第1次世界大戦中の
1915年4月25日に開始された
連合国によるオスマン帝国(現在のトルコ)への
上陸作戦「ガリポリの戦い」で、甚大な犠牲を出した
オーストラリア・ニュージーランド連合軍(ANZAC)
の兵士を追悼する祝日です。
働いているホテルではアンザックビスケットという
オーツ麦やココナッツのクッキーを販売しました!
これは腐りにくい材料を使っていることから
海外へ出兵した兵士に送られていたそうで
アンザックビスケットという名前になったそうです
このアンザックデーは第一次世界大戦時ですが
実は第二次世界大戦時、オーストラリアは
日本から100回近くの空襲を受けており
私が以前訪れたことがあるタウンズビルと言う
地域も日本によって空襲があったそうです。
現在暮らしているブリスベンでは空襲に備えて
防空シェルターも設置されていたそうです。
そのような歴史があるオーストラリアですが
ここ数年、日本からオーストラリアへの
ワーキングホリデービザの発給数は過去最高を
記録しており、沢山の日本人が住んでいます☺️
最近仲良くなったバーの同僚の中には
2人日本へ留学に行ったことがある方がいて
よく3人で日本語と英語で話しています✨
「来年から日本に住むから日本で会おう!」
と話しており、日本での再会が楽しみです!
オーストラリアにいると沢山の国の友達ができます
その中には反日教育を受けていたり
日本と戦争をした国の友達も沢山おり
戦争や政治の話をすることもあります。
でも毎回最後には、Past is past.
私たちは過去に戦争をしたかもしれないけど
でも今はこうして私たちは友達だし
考えるべきなのは未来よね、って言う話になります。
確かに戦争があったけど
その上で、沢山の国の友達ができて
本当に大切な経験だなと思っています。
ちょっと冒頭長くなりましたが
ここで前回の
『そんなん分かるかクイズ』の答えからっ!
前回のクイズの内容は・・・
Q.オーストラリアに上陸した私。
最初に履歴書を出す店は
日本にいる時から決まっていました。
そして本当にそこに出しました!!!
叶わなかったけど、日本にもある大好きなお店。
それは一体どこだったでしょうかー!!
答えはこちらっ!!
ハードロックカフェゴールドコースト🎸
まだコロナが始まる前
私が到着して約1ヶ月くらいの時に
初めて作った履歴書を直接持って行きました!
写真を載せなくて良いオーストラリアの履歴書ですが
私がドラムと一緒に写っている写真を載せた履歴書を
ハードロックカフェ用に作って
「ドラムやってるの!大好きなレストランなの!」
と、ごり押ししてきました😂
当時は仕事探しをしたことがなかったので
普通にすぐ連絡が来ると思っていましたが
そんなに甘い世界じゃなく、連絡は来ませんでした🥺
その後ハードロックカフェゴールドコーストは
コロナの影響のためか閉店してしまいましたが
日本から決めてた挑戦をできたことは
いい思い出になりました☺️
と、いうわけで
今日は冒頭からオーストラリアの歴史について
少しだけ触れたんですが
オーストラリア大陸はもともと
アボリジニという先住民の方々が住む土地でした。
その後、イギリスからの入植があり
現在では、多くの人種が住む
多文化多民族国家となりました。
私も様々なところでアボリジニの方や
アボリジナルアート、そして音楽に触れています。
今日は、アボリジニ音楽について
みなさんにお伝えして行きたいと思いますっ!
アボリジニ音楽で欠かせないのは
以前もブログで少し紹介した『ディジュリドゥ』
という楽器。
このような長い筒状の楽器で
シロアリが中を食べて空洞になった
ユーカリの木を使います。
口が当たる部分は蜜蝋でコーティングされており
息を吹き込みながら唇を震わせて
演奏するそうです✨
アボリジニの方々は精霊を信仰しており
ディジュリドゥは神聖な楽器とされており
ディジュリドゥの音色は呪術医が治療に
用いることもあったそうです。
そして、アボリジニの方々は文字を持たない民族
そのため、アートや音楽、舞踊などで
その歴史が伝承されてきました。
こちら私が実際に見たアボリジニの方のショー!
アボリジニの言葉を教えていただき
このようにディジュリドゥと、狩りで使う
ブーメランを打楽器のように使用して歌い踊り
豊作を祈るとおっしゃられていました!
そしてこのディジュリドゥを使った音楽
代表的なのは『Yothu Yindi』
アボリジナルと、非アボリジナルのオーストラリア人
のメンバーで結成された、アボリジナルロックバンド
Djapanaとは夕焼けの夢という意味だそうです☺️
冒頭の歌詞は先住民族の言葉のグマティ語で
書かれています!
曲もMVもめちゃくちゃかっこいいですよねぇ✨
そしてまた違った形でも!!
こちらはイギリスのバンド『Jamiroquai』
以前、イギリスのディジュリドゥ奏者の
Wallis Lee Buchananさんが加入していたことから
その当時の音楽にはディジュリドゥが多く
使われていたようです!
こちらは先ほどのYothu Yindiとはまた
音楽のジャンルも違い
ディジュリドゥが良い味を出してますよね!
ちなみにWallisさんはアボリジニではないのですが
イギリスでディジュリドゥを始め
Yothu Yindiに直接ディジュリドゥを習ったことも
あったそうなんです!!
そしてなんと・・・
私がもう大好きなジャンル。
そう、ヘビーでラウドなロックやメタルが
大好きなんですが、こんなとこでも
なんとディジュリドゥ大活躍しています!!
ニュージーランド出身のバンド『LIKE A STORM』
やばいです。マジで鳥肌。大好きすぎる。
ディジュリドゥの低音がもうなんというか
絶妙に良い感じにバンドサウンドに融合して。
ちなみにディジュリドゥを演奏するのは
ギターボーカルのクリスさんだそうで
実際にライブで演奏する際はインストになるようです
ちょっとこのディジュリドゥ
かっこよすぎません?🤣
このように今ではいろんな形で
いろんなジャンルで活躍しているディジュリドゥ
楽器の種類としては『金管楽器』に属するそうです
材質的には本来は木でできているのですが
唇の振動により発音することから
金管楽器に分類されるとのこと。
そんなディジュリドゥですが
実は実際に演奏するのはかなり難しいそうです。
こちらは私が大尊敬しているYoutuber
『タクバヤシ』さん!!!
日本では長年バンド活動をされていたそうで
自分と重なる部分がたくさんあり
その生き様を本当に尊敬している方なんですが
ディジュリドゥの練習動画を上げられています✨
自分が住む国の発祥の楽器を実際にやってみる。
すごく素敵な事だし、なによりも…
1ヶ月でこんなに吹けるのすごすぎる😲
タクバヤシさんも言っていた『循環呼吸』
解説動画を見つけましたが、、、
これを見て私も一緒にやってみたけど
息を吹き込みながら鼻で吸う・・・。
難しすぎる・・・・
そして高音を出すなど
様々なテクニックがあるみたいです!
それではこの辺で本日の
『そんなん分かるかクイズ』ー!!
Q.このディジュリドゥという名前は
イギリスの入植者によって付けられた呼び名で
本来は「イタギ」など、部族によって
様々な呼び方をされる楽器です。
では、イギリス人入植者がつけた
このディジュリドゥという名前
由来は一体なんでしょーーかっ!!
答えは次のブログにて💋
今日はディジュリドゥについて
色々とご紹介してみましたが
いかがでしたか?
私はすごく楽しみにしていることがあって
オーストラリア北部のDawinという地域で行われる
Mindil Beach Sunset Market
ここに行くと、こんなのが見れるそうなんです!
ディジュリドゥとドラムの演奏ーー!!🥁
すっごく遠い場所だけど絶対見たい!!
ロードトリップの際に必ず訪れようと思っています✨
FineSoundではバンド以外にも
ダンスや、吹奏楽の楽器を持ち込んでの
練習にもご利用いただけます🎺
大きな楽器を持ち込まれる際などは
場所を広くご利用いただけるように
ドラム等機材を下げてお待ちしておりますので
そのようなご要望もいつでもお伝えください☺️
もちろんディジュリドゥ持ち込みも大丈夫!笑
スタジオの詳細はこちらから↓
https://www.finesound.jp/studio
本日も長いブログでしたが
最後まで読んでくださってありがとうございます!
それではまた次のブログで!G’day!!